うつ診断や、うつ病診断テスト、うつ病ドリルなどはインターネットを利用すると簡単に診断することができます。

うつ診断では、軽いうつ病から重いうつ病までしっかりチェックすることができます。このチェック項目の原文のオリジナルはアメリカの精神医学会が作った診断マニュアルで、インターネットで公開されているうつ診断はチェックする項目が分かりやすくなるように書き直されています。

重いうつ診断では、全部で１３個の質問があります。この中には、「食事療法をしているわけではないのに、体重が１ヶ月で５％以上増減した」「この２週間動作や会話の速度が毎日遅い、気分が焦る」「この２週間ほぼ１日中毎日憂鬱」「死について繰り返し考える、自殺したいと思う」「毎日疲れやすい、気力がない」などの項目があります。チェックはYESかNOの２択となります。

重いうつ診断にかなりチェックが当てはまっている方は重度のうつ病となるので、できるだけ早めに病院へ行くようにしましょう。

軽い～重いうつ病うつ診断では、オールマイティーに判定することができるというもので、世界保健機構が作ったものでます。うつ診断はこの2週間というものが多く、２週間毎日「憂鬱な気分」「何をしてても楽しくない、何かをする意欲が湧かない」「疲れやすく、何をするのにも億劫」「集中力と注意力が減った」などの項目があります。

うつ診断には軽い診断もあります。軽いというのは、重いうつ病と比べて「軽い」という意味なので、決して大丈夫という意味の軽さではないのです。このうつ診断の中には、「この２年間憂鬱じゃない日よりも憂鬱の日が多い」「食欲減退か、過食」「疲れやすい、気力が湧かない」「絶望感がある」「集中力の低下、判断の困難」「自尊心の低下」などの項目があります。

うつ診断を受けて初めてうつ病かな？と気づくこともあります。自分ではなかなか気づかないのがうつ病となるのですが、周りの人が本人よりも気づくことが多いという場合もあります。

うつ診断でチェックが当てはまった方には、うつ病回復マニュアルなどが準備されているのですが、このうつ病回復マニュアルは医師の診断を受けてうつ病であることがしっかり確定されてから受けてみると良いですね。このマニュアルでは、今すぐに始めることができるものをたくさん紹介しています。薬の名前なども詳しく載っているので、ぜひこちらを１から読んでください。

また、うつ病と診断されたら心療内科や精神科での受診をおすすめします。うつ病はだれでもなる病気です。「心の風邪」といわれているように潜在的患者数はかなり多いのです。精神科と聞くとちょっと不安になるかもしれませんが、うつ病を治すためにはドアをたたいてみましょう。